海底貯蔵熟成酒伊豆半島最南端石廊崎の西側中木地区、船でなければ行けない有名な「ヒリゾ浜」の近く、海底15mに「古里凱旋・身上起・純米吟醸」の熟成を目的として720ml瓶を300本海中貯蔵熟成しました。伊豆の海は綺麗で、ダイバーの方々には最適なダイビングスポットとも言われており、中でも伊豆半島の最南端に位置していますので透き通るような海で熱帯魚なども泳ぐ海底に8ヶ月間沈めて熟成を待ちました。私たちは農家と組んで米作りから取り組み南伊豆発祥の「愛國米」を栽培しています。この米は古代米で栽培にも試行錯誤を重ねながら毎年田植え、稲刈りなとも身上起の会員でしております。農家は原料米となる「愛國米」を南伊豆で無農薬にこだわり安心、安全なお米を作り、そのお米で造った純米吟醸酒を熟成させておりますのでベースのお酒が違います。前年12月に製造された純米吟醸酒・身上起を、次の年の11月まで約一年、蔵元の冷蔵庫で貯蔵し、11月から翌年の6月まで8ヶ月の間だ紫外線の影響を受けない海底にて貯蔵致します、このお酒の原料に使われるお米は明治時代南伊豆では身上起米と言われ宮城県に渡り 「愛国米」と名前が変わりました、古代米ですので貯蔵熟成に向いたお酒であると思います。どんなお酒でも貯蔵すれば美味しくなると言う話ではなく、貯蔵に向いたお酒でなければなりません。また、伊豆は手付かずの自然が多く残されており、伊豆石の切場跡や、今は使われていないトンネル、洞窟なと゛残された自然を活かした貯蔵酒を、これから色々試して熟成貯蔵酒に取り組んでみたいと考えております。